コートの名前と部位の棚です。資料を確かめた記事が 3 本、用語が 15 語あります。
コートには、名前や部品の呼び名に、生まれたときの用途が残っているものがあります。この棚では、名前の由来と部位の役割を、当時の資料までさかのぼって1語ずつ確かめています。
トレンチコートは、肩のエポレットやベルトなどの部品の役割と、「塹壕のコート」という名前がいつからあったかをたどりました。チェスターコートは、その名がいつから使われ、どの伯爵の名なのかを追いました。ダッフルコートは、ベルギーの町の布の名が、英国海軍のフード付きのコートの名になるまでをたどりました。
どの記事も資料を開いて確かめ、確かさに応じて言い回しを4段階に分けています(編集方針)。部位の名前(エポレット、ガンフラップ、トグルなど)は、記事ができるまで、下の用語の一覧で形の特徴を1行で示しています。
この棚の記事
- トレンチコート
トレンチコートは、第一次世界大戦で英国の陸軍が塹壕(戦場に掘る溝)で着たコートが元とされ、肩や腰の部品の多くに戦場での役目があったとされます。 - チェスターコート
襟の上の部分(上襟)にベルベット(ビロード)を張り、前はボタンが隠れる作りが多いとされるコートです。ひざ丈の背広型のコート、とも言われます。名前は19世紀のチェスターフィールド伯から来たとされます。 - ダッフルコート
フードと、浮き形の留め具(トグル)が目印のコート、と説明されることがあります。名前は、ベルギーの町デュフェルの毛織物から来たとされます。
コートの用語(15語)
- ダッフルコート(duffle coat)
フードと、浮き形の留め具(トグル)が目印のコート、と説明されることがあります。名前は、ベルギーの町デュフェルの毛織物から来たとされます。 別名: ダッフル、トグルコート、コンボイコート - チェスターコート(Chesterfield coat)
襟の上の部分(上襟)にベルベット(ビロード)を張り、前はボタンが隠れる作りが多いとされるコートです。ひざ丈の背広型のコート、とも言われます。名前は19世紀のチェスターフィールド伯から来たとされます。 別名: チェスターフィールドコート、チェスター - トレンチコート(trench coat)
トレンチコートは、第一次世界大戦で英国の陸軍が塹壕(戦場に掘る溝)で着たコートが元とされ、肩や腰の部品の多くに戦場での役目があったとされます。 別名: トレンチ - Dリング(D-ring)
ベルトについたアルファベットのDの形の金属の輪。(トレンチコートの記事で説明) 別名: D環、Dカン - エポレット(epaulette)
肩にのせて端をボタンで留める帯状の布。(トレンチコートの記事で説明) 別名: エポーレット、肩章、肩帯 - カフストラップ(cuff strap)
袖口に巻いてバックルで締めるベルト。(トレンチコートの記事で説明) 別名: 袖ベルト、スリーブストラップ - ガンフラップ(gun flap)
トレンチコートの胸の片側を覆う当て布。(トレンチコートの記事で説明) 別名: ガンパッチ、ストームパッチ、ストームフラップ - クローク(cloak)
袖のない長い外衣で、肩から下半身まで覆う。 別名: マント - ケープ(cape)
袖のない肩掛け型の外衣。 - ステンカラーコート(balmacaan coat)
首元で小さく折り返る立ち衿のコートで、ラペルがない。 別名: ステン・カラー・コート、バルマカーンコート、バルマカーン、ステンカラー - ストームシールド(storm shield)
背中の上部に重ねたケープ状の布。(トレンチコートの記事で説明) 別名: ケープバック、ケープドバック、アンブレラヨーク - トグル(toggle)
木や角、金属でできた浮き形の留め具。(ダッフルコートの記事で説明) 別名: トッグル、トグルボタン - ピーコート(pea coat)
腰丈のダブル前の短いコート。 別名: Pコート、ウォッチコート、ブリッジコート、パイロットコート - ベルベットの上襟(velvet collar)
コートの襟の上の部分(上襟)にベルベットを張ったもの。(チェスターコートの記事で説明) 別名: チェスターフィールドカラー - ポロコート(polo coat)
ラクダ色の毛織物で作るダブル前の長いコート。